10 もっとさらなる事故紹介

2014年8月のバイク事故で人生の交通事故は打ち止めになるだろうと思ってました、何の根拠もなく。5回も事故に遭ってたら流石にないだろうと思ってたんですけどね・・・甘かったです。忘れた頃にやってくる災難第6シーズンでした。

2018年8月7日夕方、ロードバイクで職場から帰宅する途中での事故でした。毎日通っている走り慣れた道で、自宅まで後数分の上り坂。片側1車線道路で左側には荒れた路側帯、右側にはブロックで仕切られた歩道があり、そこそこ交通量もあるので普段から反対側に渡って坂を上るようにしてました。その日もいつもと同じように少し坂を上って、反対側のブロックの切れ目に右へ進路変更して渡ろうとしたところ、後方から来た車にはねられました。

バックミラーで後方確認したつもりでしたが、確認が甘かったのか8月末の夕方で結構薄暗くなりかけた時間帯のサングラスが災いしたのか、もしくははみ出し追い越し禁止の上り坂をスピード上げてはみ出し走行する車の運転手がよく前方を見ていなかったのか、直接的な原因は定かではないものの、とにかく色んな要因が重なっての結果です。相手が軽自動車であったのと、後方からもろに直撃ではなくバンパーの左角であったのが不幸中の幸いと言えましょうか。

後ろから激しい衝撃を感じると同時にアスファルトの路面が急速に視界の左側に飛び込んで来たのを見て察しました。あ、また事故だなと。前回のバイク事故と同様に、まずは自分の居場所を確認して、体の損傷状況や神経系の異常の有無の確認です。腰や胸を地面で強く打った感覚はあるものの擦過傷、捻挫や骨折の類いはないようで一安心。ひとまずロードバイクを車道の脇に寄せて相手の車の運転手の確認です。何をどうすればいいのか分からないほど狼狽していたので、とにもかくにも110番、最寄りの交差点からの方向と距離や目印となる建物、事故の状況や怪我の有無等、お手の物で必要な事項を伝えたところで、あとは警察官を到着するのを待つばかりです。

腰の打撲感はあるものの、長引くようなものでもないので人身事故にするまでもなく物損事故で済ませばいいだろうと相手の運転手さんにその旨を伝えるも、両者の区別が分からないようで、とにかく点数を引かれたりとか処分されるようなことはないので安心してください、とその点だけは何とか理解してもらいました。

交通事故係の到着後、再度事故の状況を詳しく見分して書類を作成したところで事故の届け出は終了です。ハンドルが30度ほどずれたもののなんとか乗れるロードバイクで自宅に向かいましたが、相手の車はぶつかった衝撃で左のサイドミラーがもげてしまい、担当の警察官曰く、「そんな状態の車両を乗って帰っていいとは言えません」とのことでレッカー車に車両の搬送を依頼することになったそう。後で聞いたらそれから1時間以上は現場で待たされることになったのだとか。

無事に帰宅して風呂にも入って無事に船団戦にも顔出ししてその日は終わりましたが、翌日は案の定、体のあちこちが痛くなってました(笑)。とにかく首は寝違えたかの如くの状態、腰は重い物を運び過ぎた後のような状態で、咳やくしゃみをしようものなら打撲した肋骨や腰に響く、響くー!な状態でしたが、普通に出勤して事故の報告を済ませて普段通りに勤務したので、さほどのものでもなかったのでしょう。それからしばらくはそんな傷みが続いたものの、今となっては趣味のランニングになんの支障もなく運動できているので問題はないはず。腰に多少の違和感は残っているものの、痛くて動くのもままならないとか日常生活に支障を及ぼすほどのものでもないのでこのまま様子を見るしかなさそうです。

最終的な過失割合については、自分:相手=30:70ということで、同じ進行方向に移動中の自転車と車両の事故の基礎過失20:80のところ、後方確認が不十分ということで10%上乗せされてしまったようですが、命に別状なく後遺症もなく済んだわけですから、文句を言ったらバチが当たります。前回のバイク事故からちょうど丸4年を迎える直前の事故ということで、飲み会のネタ的に役立ってくれたから良しとしましょう。相手がダンプカーだったり、はねられて反対車線に押し出されていたら、今頃ここにはいなかったかもしれないので、本当に気をつけなくちゃいけません。