2001年6月1日
ポポロクロイスの前史としてサボー先生が小学校で教えてるように、「世界は光の意思をついだ精霊で満たされた場所」であり、更に「火や水や風は精霊たちが起こしているの。海や森もそう。」とナルシアが語っています。このことから精霊というのはポポロクロイスの世界の根幹を成すものであり、世界とは切っても切れない密接な関係があるようです。
ギリシャの哲学者エンペドクレスは『世界は4大元素(エレメント)「土」「空気」「火」「水」から出来ている』と考えました。この4元素が色々と混じり合うことによって世界が作られている、そしてこの4元素をそれぞれ結びつける力(愛情等)と離す力(憎悪等)がある、と考えていたそうです。『「空気」=風』ととらえるとアニメの中で登場したヒュウ達風族というのは、もしかすると風を司る精霊と密接な関係がある種族であるのかもしれませんね。
ポポロクロイス物語3では精霊界ファントネシアが舞台となるようですが、果たして精霊界とはどんな世界なのか、そしてそこにどんな冒険が待ち構えているのか、ポポロクロイスの世界を考えるにあたり非常に気になるところです。