2002年3月22日
戦闘が短くお話に没頭できること、フルボイスであることなどを長所に取り上げて紹介しています。紹介文中、ポポローグはポポロ2とは関係が無いようなことが書いてありますが、パウロが王位継承の儀式の説明をする時に思わず口ごもってしまった場面があったりしますからやはりポポローグも欠かせないものではあるとは思うものの、悲しいかな英語力がないためにこのことを伝えることができません・・・。キャラクターの紹介は例によっておやっ?っと感じさせるものがあって興味深いものがあります。
○ポポロ2の紹介
もしポポロクロイスシリーズに馴染みがなければ、1996年に発売された「ポポロクロイス物語」を強くお勧めします。良質な本やPGがそうであるように、ポポロ1は別世界へと導いてくれる素晴らしい作品です。ポポロクロイス物語の内容は純粋で生き生きとしていて、そのアニメーションには驚くべきものがあります。FF3やクロノトリガーと共にお気に入りの作品です。
ポポロ2は前作が備えていた叙事詩的な魅力と、より可愛らしいグラフィックと親しみやすいアナログ的な操作感覚を上手に取り入れています。純真な童話が訴えかける叙事詩的なセンスを備え、シンプルでもあります。そのためキャラクターのカスタマイズや果てのない探求に時間を費やすことなく、ストーリーに多くの時間を費やすことができます。さらに良いのは、戦闘が非常に速いことです。行動に移るまでに時間のかかるスクウェアの数あるゲームと違って、ポポロ2の戦闘(ボス戦は除く)はキビキビと気持ちがよく、ロード時間を含めてもあっという間に終了します。最も凄いのは会話と殆どのイベントがフルボイスであることです。無名のままであろうとあるゾンビシリーズのゲームとは異なり、その声は実に作品の情緒を増してくれています。良質なアニメに通じるものがあります。
とにかくポポロ2は購入して損のない、面白いゲームです。疑わしく思うのであれば、まずは安くなった前作をプレイしてみてください。数多くののジョークに満ちていてお勧めです。しかしポポローグについては、ポポロ2の中ではポポローグでの出来事は完全に取り沙汰されていないので必要がないように思えます。
○キャラクターの紹介(一部抜粋)
・ピエトロ
15歳の王子で主人公。ハーフドラゴン。
・ナルシア
金髪の森の魔女。成長して黒のマントを付けている。
・白騎士
勇ましくも、ちょっと間が抜けいるタル型の人間。素晴らしい目的と騎士道精神を持っている。
・ガミガミ魔王
ナルシアにぞっこんの口ひげの生えた老人。誰もが彼のことを好きになるだろう。
・ジルバ
ロマーナ(原文ではRoma)の王女。少し甘やかされていて、優雅な踊り手である。
・レオナ
道徳心を備えた賢く強い射手。動物と話す能力を持つ。
・鬼面童子(原文ではShinan Doji)
謎に包まれた侍。なぜ犬を怖がるのだろう?
・エレナ
ピエトロの妹。声を聞かなければ可愛らしい。
この中で一番嬉しいのはガミガミ魔王の「誰もが好きになる」という紹介。やはりガミガミ魔王の魅力は万国共通!のようですね。逆にちょっと?なのがエレナで、「声を聞かなければ」可愛らしいということは、エレナの声は可愛くない、ということになるわけですが、向こうの人が聞くとそんな風に聞こえてしまうのでしょうか?(単に紹介者の主観かもしれません)