177 「東京ゲームショウ2004」レポート

PSP版ポポロクロイス物語
「東京ゲームショウ2004」にていざ見参!!

 2004年9月24日~26日に開催の「東京ゲームショウ2004」にて、ついにPSP版ポポロクロイス物語の映像が公開されました。「ポポロクロイス物語 ~ピエトロ王子の物語」と題されたPSP版ポポロ、現時点で判明しているのはおよそ次のとおり。

「ポポロクロイス物語」(第1作目)と「ポポロクロイス物語2」の2作品を再編集して1つにまとめたもの、このためカットされた場面や新たに追加された場面があるなど単にPS版を移植したものではなく、色々とアレンジが施されているようです。
ムービーパートは今回新たに描き下ろされています(下画面写真参照)。ポポロ1のムービーパートもポポロ2の声優さんと同じになります。ちなみにPS版「ポポロ1」はトライアングルスタッフ、ポポロ2はスタジオ4℃が制作していましたが、今回のムービーは果たしてどこなのでしょうね?
「ポポローグ」の傭兵達も登場します。「オーブ(宝玉)」なるアイテムによりマジカルウォーリアとして戦闘中に呼び出すことができるようです(「戦斧のオーブ」がダイソン、他については「弓術のオーブ」→ロビン、「魔術のオーブ」→ドグマ、「雷鳴のオーブ」→ボリス、「槍術のオーブ」→レパルド、「拳闘のオーブ」→ムサシ、「鉄槌のオーブ」→ザッパ、ですね、多分)。ちなみにキャラの頭身はイラストに準じたものになる模様。
話の流れは「ポポロ1」→「ポポロ2」ではなく、この2つの間に新しい物語が入るようです。今回会場で配布されたパンフレットには「闇の獅子王」なる名前が登場しますが、獅子王といえばかつてのパウロの異名・・・、どうなることでしょう。

 会場で公開されたムービーについてはSCEの公式ページ(ファイルサイズが18メガある上にムービーの一番最後に収録されているので少し時間がかかります)にて見ていただくとして、下にいくつか写真を掲載しておきますのでPSP版ポポロの雰囲気が伝われば幸いです。

残念ながら、今回会場では映像入りDVDの配布はありませんでしたが、PSPの紹介カタログに今回のポポロの紹介記事が掲載されています。その文中に「今回は、2つの作品を再編集し、新たなる冒険物語を加えたシリーズ完結作」と書かれているのが非常に気になります。「シリーズ」が指しているのは「ピエトロ物語」としてのポポロのシリーズのことなのか、まさかポポロ全体のことなのか今ひとつはっきりしていません。「今回は、」との前置きには「次回」が存在するというニュアンスを汲み取ることもできますから、本当に意味深な言葉です。


PSP版ポポロ正式タイトルとロゴ。

ポポロ2の1場面。マンセル村を走るピエトロ達。

こちらはポポロ1のワンシーン。地形的にガミガミ魔王城に向かうところ?

ピエトロとジルバにエレナというある意味怖い状態の図

不完全体の氷の魔王。この辺り、リメイクが施されている様子です。

戦闘の1場面。オーブで召喚できるポポローグで登場の傭兵ダイソン。

会話の1場面。PSPの液晶は非常に細かいので視認性は抜群です。

ロマーナ城下町もご覧の通りに健在です。ということはナンパな彼の運命もまた然り。




今回新たに描き下ろされたポポロ1のムービーパート。くじらのマックの上のあの場面。