2007年11月4日
セカンドアニメの放映告知ポスターです。前半は「はじまりの冒険」の内容を、後半は「月の掟の冒険」の内容を描いたもので2003年10月から放映が開始されました。当初はPS2の「月の掟の冒険」の発売と合わせる予定でしたが、こちらが2004年3月に発売延期となった結果、アニメの方が発売前のゲームの内容に踏み込むこととなってしまったため、アニメが後半に差し掛かる折には「アニメを観てからゲームをするか」「ゲームをしてからアニメを観るか」という二者択一を迫られることとなりました。私は後者の道を選びましたが、このようにファンサイトを運営していたため観るのを我慢している感はうかつに掲示板を覗くことができずに(当時の掲示板については「ポポログ」コーナーに残っています)、観たい衝動を抑えるのに随分悩まされた記憶があります。また当時はアニメの放映にゲームの発売と実にポポロ的に話題の豊富な時期だったので、探偵局の1日のアクセス数が約3800人という瞬間最大風速を記録したものでした。
このポスターが公開された時、ポスター右上に描かれている2人について大きく推測が交わされました。今ですらこの2人がコゴト王子とプンプン王女であることが分かっていますが、その当時はコゴト王子の格好からガミガミ魔王に関係のある人物であることはほぼ確信できていたものの、親子関係か師弟関係なのか、もし親子関係であるのならば母親は誰だろう?ジルバ姫、もしかしてヒュウではなかろうか?、そうだとしたらナルシア一筋だったガミガミ魔王にどのような変化があったのだろう?などなどその真相が随分気になったものでした。真相は第6話「ガミガミ魔王の城」にて明かされたわけですが、この話、個人的にはファーストアニメの「一粒の豆」に相当するくらいセカンドアニメのにおいて好きな話なんですよね。
ファーストアニメはアニメオリジナルの内容、一方セカンドアニメはゲームと重なる内容ですが、まったく同じというわけではなく、ピノンが父ピエトロ王にコンプレックスを抱く内向的な子であったり、ゲームでは描ききれなかった部分やアニメオリジナルの内容が加わっているなど、ゲームとは異なるところもあってそれぞれの楽しみ方ができるのではないかと思います。