You dont have javascript enabled! Please enable it! 273 巨星堕つ - ポポロクロイス探偵局

273 巨星堕つ

いつかはこのような記事を書くことになるとは思っていました。でもまさか、こんなに急にそのような状況になろうとは夢にも思っていませんでした。

2026年4月10日に急逝された田森庸介先生に深い哀悼の意を表するとともに、日記的な内容にはなりますが、ポポロクロイス物語という一連のシリーズを振り返るに際してのマイルストーンとして、田森先生が逝去されたことを知った当日の状況等を記しておこうと思います。

4月30日に起きてみると、お二方のポポロ仲間から連絡が入っていました。まったく同じ内容で、日本漫画家協会の記事のリンクとともに、「パグさん、これ本当ですか?」と。何事かと記事を開くと「当協会会員の田森庸介氏が、2026年4月10日に74歳でご逝去されました」との内容で、まず思ったのは、「何かの間違いだろう、もしかすると同姓同名の方かもしれない」でした。信じられないとか信じたくないとかそんなのではなかったんですよね。

というのは、4月2日に田森先生から「正月に大吉を引いたにもかかわらず心臓手術で入院していました。検査入院のつもりが深刻な状態だったので即手術を受けました」というメッセージをもらい、驚愕しつつも無事に退院されていたので「大吉の運の強さで命の危機に至らずに良かったですね」なんていうやり取りがあったんですね。その後も4月7日に「新しい職場での健闘を祈ります!」なんて激励があったので、それをいきなり「4月10日に亡くなられました」と言われても「そんなわきゃないでしょ」というのが率直な思いだったわけです。

これが事実かどうかしっかり確認しないわけにはいきませんでしたが、日本漫画家協会の発表はいわゆる二次ソースですから確固たる裏付けを得るには至らないので、仕事の昼休みに以前から教えてもらっていた番号に電話をかけてみたところ・・・事実であることが判明しました。「嘘でしょ」と、信じられない気持ちで一杯になりました。でもそれから、マスコミベースのネット記事、ゲーム関連サイトの記事やXのトレンドに至るまで、田森先生の訃報がどんどん取り上げられているのを見て実感した、実感せざるを得ませんでした。

それでも数日間は、朝起きたるたびに「実は夢でした、何かの間違いでした」なんてことになってないかなぁと思い、地に足が付かないような感覚でいましたが、お線香をあげる機会を頂いたことでやっと受け入れました。本当に田森先生は亡くなられてしまったんだな、と。

折しも今年はプレイステーションの初代作「ポポロクロイス物語」が30周年を迎える年で、田森先生には「ファンによる同人イベントが進行していますし、ポポロの楽曲のコンサートも企画されていますよー」とお伝えしていていたので、今年は本当に楽しいポポロの年になるなぁと思っていたんですよね。正月明けの田森先生からの「数年ぶりに大吉を引いたので今年こそ良い知らせを出せることを祈願してます」なんてメッセージにも今年の行く先を期待していたところだったので、本当に残念でなりません。

とは言え落ち込んでばかりもいられません。田森先生が亡くなられても、ポポロクロイス物語をはじめとする一連の作品は残ります。ポポロの灯をなんとか絶やすことなく継承し続けていくことはできないか、そんなことを考えながら、田森先生に哀悼と深い感謝の意を捧げながら、これまでの作品を振り返っていこうと思います。

いつまでもファンが落ち込み続けることを田森先生もきっとお望みではないでしょうから、ワッショーイ!ではありませんが、元気に毎日を過ごしていきたいところです。当然にこの探偵局は続けていきますし、田森先生の「タモタモの部屋」も更新こそされないものの、残ることが決まったことですし。

不慮の事故や病気など、世の中避けられないことは多々あるかもしれませんが、日々の生活や健康に気を配りながら、長生きできるよう頑張っていきましょう!

P.S. ポポロ関連ではありませんが、田森先生が入院中に書き上げられた小説の原稿がとある出版社に送付されているので、書籍化されるかどうか分かりませんが、書籍化が難しいだった場合は「タモタモの部屋」などで公開してくれると嬉しいです。

思い出の品々

2000年に頂いたもの。宴席でネタになる例の件の産物。

2004年に出版された時に頂いたもの。1巻なのでピエトロ。

同じく2004年に出版された時に頂いたもの。2巻主人公の白騎士。なぜか3巻はありません。

2015年3月に紀伊国屋新宿本店で行われたポポロクロニクル上下巻発売記念サイン会で頂いたもの。

同じくクロニクルのサイン会。いずれも「パグさんはもうこれでいいでしょう」ということでこのイラストに。

お台場少年の奥付。出版の際に色々準備をお手伝いさせて頂いたことで名前が掲載されました。現物で初めて知って目が点に。