95 カナリシア、その後

2002年8月2日

 ポポロ1に登場する魔法使いの町、カナリシア。ポポロ2の中で、タキネン村にいた魔法使いたちが話していたように、この町はヤンがいなくなってからはさびれ、なくなってしまいました。人間性に問題があるにしてもヤンの存在は大きかったのでしょう。
カナリシアは「町」というよりは「研究所」と呼んだほうがぴったりくるかもしれません。ヤンが口八丁手八丁でパウロ国王を言いくるめて集めてきた資金でブリオニアに行く方法を研究、資金が底を付けばまた国王の元に調達に行く、といった具合に、単に研究をするだけではなくヤンは国王との折衝・交渉役を担っていたのでしょう。ただ町の魔法使いの様子を見ていると、そのお金が有効に使われていたのかどうかはちょこっと疑問があるんですが・・・。
そんなヤンがロマーナ城下町で研究を続けていたということは、今度はワルツ国王から研究資金を集めているのかも?果たして何を研究しているのかは分かりませんが、ガミガミ魔王のように自らの発明力をもって世界征服をしよう、などというバイタリティはないでしょうからさほどの実害はないとは思いますが、今頃はどこで何をしているのでしょうね。