ナル笛が終わってしまったポポロスの心のスキマを埋めるべく、というわけではありませんが、やっぱり次の作品はどうなるのだろう?と考えたくなるのがファンの性というもの、しかも従来とはポポロの新作をめぐる環境が大きく変わっている現状があるので、その点を含めて考えておきたいところですから、以下のとおりに過去にあったことと例によっての霊感ヤマ勘第六感を交えつつの推測・憶測・妄想をまとめてみます。外れていたらゴメンナサイ。
十数年前の2008年にこんな記事を書きました。
この中で「ポポロの新作の鍵を握るのは歴代のポポロを手掛けてきた山元哲治さんとepicsである」と書いていますが、これについてはナル笛が終わった今となってもおそらく間違いのないことでしょう・・・なんですが、山元さんはepicsの代表取締役の地位を退いており(epicsのウェブサイトの記載では、少なくとも2021年8月までは山元さんが代表取締役でしたが、ツイッターの記載では共同設立者・アドバイザーの模様)、現在のepicsは新改裕二さんという方がCTO(最高技術責任者)という立場で代表をされています。そして山元さんはユークスというソフトウェア会社の副社長を務められています。
ですから、「え?じゃあポポロの次回作ってどうなるの?」という状況であるため、冒頭で「ポポロの新作をめぐる環境が大きく変わっている」と前置きしたワケです。「人」で考えるならば、山元さんが所属するユークスが推進する、「組織」で考えるならこれまでのようにepicsが推進する、となるわけですが、果たしてどうなるのでしょう?第3の道を考えると、epicsがユークスの子会社となって山元さんが指揮する、という可能性も実は出てきます。
というのは、epicsは2006年8月に第三者割当増資により(株)ウィズの特定子会社となりましたが、2009年2月にはウィズが山元さんほか5名に自社の保有するepics株式を全て譲渡することを取締役会で決定し、epicsの会社案内に掲載されているように、「ウィズが保有する自社株を全て買い取り独立」したという経緯があるからです。epics子会社化の当時、山元さんはウィズの取締役である一方、epicsの代表取締役でもあったので、現在の状況に通じるものがあるんですよね。さらに憶測を重ねるなら、ユークスの副社長に就任されたのは将来に向けてepicsを増強するための一手ではないか、と考えられなくもありません。
今のところユークスの有価証券報告書を見る限りでは、ユークスがepicsを子会社化するという記載がないのでここで書いていることは憶測の域でしかないのは言うまでもありませんが、少なくともそういう状況になれば有価証券報告書等に載る可能性があると考えて随時チェックはしています。「わざわざそんなことまでチェックしとるんかーい!」と思われるかもしれませんが、この探偵局の活動は昔っからそんなものです(笑
ということで、現時点でポポロの次回作がどのような動き方をするのか見当はつきませんが、新作の目が全く潰えているようなことはないと踏んでいます。過去を振り返れば、PSP版ピエトロ王子の冒険からカードクエスト、夢と絆の冒険から牧場物語といった具合に、ポポロの新作が出るまで4~5年かかっていた期間もあることですから、首を長くしながら気長に待つのが吉、ですね。