2002年9月28日
ポポロクロイス城が大きく様変わりしたことについては前回書きましたが、ポポロクロイス城以外にも大きな変化があちこちに見受けられます。タキネン村(かけあしの泉、フローネルの森も)はタキネン渓谷を通った山の上にありますし、元ギルダの館の裏手は海が見える崖になっています。さぁこの変化は2Dから3Dに変わったことによる見た目の違いだけなのか、それとも別の理由があるものなのかを考えてみることにしましょう。
タキネン村はポポまりの中で描かれている姿が本来の姿であると思います。原作の中にタキネン村はありませんが、フローネルの山と呼ばれる場所がありますから、フローネルの森はおそらくこの山の中にあると考えてよいでしょう。となるとフローネルの森が山の中にあるにしてもタキネン村まで山の中にあるとは限らないのではないか、という意見が出てきますが、タキネン村の人たちは森の魔女ギルダ、ナルシアに対して非常に親近感を持っています。ナルシアに何かあるとすぐにピエトロに教えてくれる位ですから、それだけ普段からみんなに気をかけられていることので現れではないでしょうか。だからフローネルの森とタキネン村は山の麓と山の中といった離れた場所にあるのではなく、近接した場所にあると考えて差し支えはなさそうです。
しかし問題となるのがギルダの館の裏手から山が見えること、こればかりは見た目の違いでは説明がつきません。ナルシアは海水に触れてしまうと泡になってしまうことからも、ギルダの館のそばに海があったとは考えにくいですし。となると何か大きな地形の変化が起きたとしか考えられないわけですが、15年の間にそれほどまでに大きな変化が起こりうるのか否か?これは十二分に起こりうるものだと思います。ポポロ1では氷の魔王により世界が凍り付こうとし、ポポローグでは夢幻魔王イドによりいろんな場所が削り取られ、ポポロ2では石版の封印が解けたことによりレムリア大陸が浮上しています。こうしたことから、15年間の間にポポロクロイスを大きな危機が襲い掛かり、その結果としてポポロの世界がポポまりで描かれているような姿になったとしてもなんら不思議はありません。ピエトロ達の冒険、ポポローグの傭兵達との冒険も決してあの時点で終わってしまったわけではありませんからね。パーセラやロマーナは果たして?!