2002年11月8日
毎回毎回多彩な技を繰り広げて楽しませてくれるガミガミ魔王、絶大な威力を発揮してくれる技があれば、中にはあまり役に立たない技もあったりで、まさに性格を反映したものばかり。かつてポポロ2の公式サイトの中で紹介されていたように、ガミガミ魔王は、4畳半部屋や鋼鉄魔王城前の田園風景などなど昭和中期の風情が好みとのことで、ヨーヨーやパチンコ、ネズミ花火等といった必殺技の中にもその傾向が現れています。
そんなガミガミ魔王の必殺技の中には作品に登場しない、一部で噂されている「けん玉」という幻の技もあったということなので(残念ながら色々と調べてみましたが確認はできませんでした)、この技について、元々あったという前提で考えてみましょう。 果たしてこれがどんな技だったのか、なぜ使われなかったのかの理由は定かではありません(開発の都合とかそういうのは無しね。それではあまりにつまらなさすぎますから)。おそらくヨーヨーと同様に、けん玉の玉の部分にエネルギーを蓄えて相手にぶつけるような技のようなものではないかと思うのですが、ジルバに作ったつぎはぎだらけのナルシアの服を見ても分かるとおり、ガミガミ魔王はさほど手先が器用だとは思えませんから、けん玉を使った攻撃を考えたはいいものの、いざ試してみたらうまく相手に当たらず、逆に自分にぶつけてばかりで使い物にならなくて中止したのでは、なんてことを推察します。手先が器用ではないというよりは単に大雑把な性格だからかもしれませんが・・・。
やっぱり大好きなナルシアちゃんにいい所を見せたい、と常々考えているであろうガミガミ魔王にとっては、失敗の多い技よりも派手でカッコよく見栄えのする技を選ぶのは間違いありません。まさしく必殺技は男のロマン?!