2003年2月1日
精霊が構成しているポポロクロイスの世界。風の精霊・火の精霊・水の精霊がファントネシアと呼ばれる聖域で、それぞれの役割を担って暮らしています。そして世界にとっていかなる役割を担っているのかは分かりませんが、この他に月の精霊と闇の精霊も存在します。しかし不思議なことに「地の精霊」についてはポポまりの中では触れられていないんですよね。風や水、火と同様に、大地や山は地の精霊によって作られているものだと思うのですが、さしずめ地の精霊の役割は「支えること」「受け止めること」・・・でしょうか。ポポまりの中では現れなかった地の精霊、それは何か理由があってのことなのか、それとも元々存在しないものなのか、気になるところです。
実はこのことについては非常にあっさりと結論が出ています。エンターブレイン(ファミ通)発行のガイドブックの中に「ポポロクロイスの世界に地の精霊は存在する」と書かれていることから、その存在についてはあるものと考えて間違いないようです(余談ですがエンターブレインのガイドブックには時折おや?と思わせる興味深い記述を見かけます。ポポまりのことでもまだいくつかありますが、ポポロ2のガイドブックでも、最初の光の意思と闇の意思との戦いが「10億年も前」と唯一記されています)。では存在するにも関わらず姿を見せなかった理由はどこにあるのでしょう?
それぞれの聖域でピノン達を襲ってきたケイモス・イブート・アクアゴンは闇に影響された風・火・水の力を用いた攻撃をしてきました。ここに独断と偏見を差し挟むとヴァルダロスの攻撃には地の属性的な雰囲気を見出すことができます。そしてこのことから、ヤズムがそれぞれの聖域にケイモス達を差し向けたように、実はヴァルダロスは地の聖域に差し向けられるものではなかったのか?と推察することができるんですよね。さらに推察を発展させていくと、そのヴァルダロスは竜の祠に現れた状況から竜の祠と地の聖域とは何か関係があるのではないか、実はパプーを(前項で触れたとおりまだ月の精霊であると認識する前の段階)襲ってきたのは、パプー(月の精霊)と地の精霊と密接な関わりがあるからこそなのではないか、月の精霊が封印されてしまったことと地の精霊が現れなかったこととは何か関係があるのではないか、などなどあらゆることが思い浮かんできます。大地は世界の土台であるわけですから、ポポロクロイスの世界においては相当重要な役割を担っているはずで、その精霊の姿を見かけないことについて、現時点思い当たりませんが、何か秘密があるような気がしてなりません。
地の精霊について今後のお話の中で触れられるのかは分かりません。もし登場するとするならば、風の属性を持つピノン、水の属性を持つルナ、炎の属性を持つマルコに加え、地の属性を持つ仲間が現れる可能性もあるわけで想像は膨らむばかり。地の精霊は果たしてどのような姿で、どのような性格をしているのでしょうね?