2003年10月19日
時として表現に対して、事件や世相を反映したものであったり、言葉の表現的なものであったりと、思わぬブレーキをかけられてしまう場合があります。「ダッコちゃん人形」「カルピスの商標」「ちびくろサンボ」・・・さぁ、この3点とポポロ2とはとある部分で接点があるのですが、その接点とは一体なんでしょう?
先に掲げた3つ、というのはいずれも「肌の色」に関わる諸問題ゆえに変更もしくは消滅せざるをえなかったものばかりで、その是非適否の判断はここで論ずるべき性質のものではないので、他に委ねることにしますが、実はこのことがポポロ2で登場する「フンバフンバ村」についても影響を及ぼしたようです。フンバフンバ村は見てのとおりに未開の地と言うか、独特の文化を持った村で、ガミガミ魔王に似た巨大な神像が飾られたりもして、非常に面白い場所となっています。あの村長の娘がその後ガミガミ魔王とどうなったのか気になってもみたり。・・・話が横道に逸れましたが、フンバフンバ村の住民は当初はもう少し濃い肌の色をしていた、とのことでしたが、先の問題に起因する懸念から薄くなって今の色に落ち着いたとか。世の中考えなくてはならないことがいくつもあるようで、大変ですね。