2004年9月5日
「151 白騎士の痕跡」の中で、「レオナ家の扉に刻まれている『S』は白騎士の『S』である!」と書きましたが、「月の掟の冒険」で少し困ったことになりました。
画像のとおり、「月の掟の冒険」では、レオナ家の扉は「S」ではなく、Sが反転した形(鏡文字)になってしまっているんですよね。となるとやはりポポまりで出てきた「S」の文字は白騎士と関係のないただの模様ではないのか、となります。さぁ果たしてこの反転したSの文字にも何か意味があるのでしょうか、それとも元々意味のない模様に過ぎなかったのでしょうか?
確実なのは、ポポまりから月の掟までの6ヶ月の間にレオナ家の扉は新しくなっている、ということです。上の画像の扉には丸い窓が付いていますが、ポポまりの時には窓は付いていませんでしたから、両者は別物と考えて差し支えないでしょう(扉だけではなく家全体の外観も変わっていますが)。ここに推論を差し挟む余地が出てきます。そしてその推論は次のとおり。
恐らくはヤズムとポポロクロイス海岸で闘った時の影響でレオナ家の扉若しくは建物全体が損傷を受け作り直すこととなった。レオナは扉の模様を紙に書いてマルコに渡し、「このように作るんだぞ」と説明をした。マルコも自信たっぷりげに「まかせとけって、かーちゃん!」と返事をしたはいいものの、ここでその紙の表裏を取り間違えてしまったがために本来「S」と彫るべき文字が、反転したSになってしまった。もちろんこの後マルコがレオナに叱られたのは言うまでもない・・・
とまぁ本来「S」となるべきところが何かの間違いでこのようになってしまったという説です。故に扉の文字は模様ではなく白騎士の「S」であるという従来の主張は変わりません。ちなみにこの扉、中に入るとちゃんと「S」の字になっていますから(下の画像参照)、外側に向けるべき面を間違えて部屋の中に向けてしまったと考えることもできます。いずれにしてもマルコがおっちょこちょいであったがために扉がこういう状況になったのではないかと睨んでいます。
真相は果たして?!今度マルコ若しくはレオナに聞いてみることといたしましょうか。