2007年9月8日
PS2版ポポロの第1作目。ピエトロからピノンへと世代は移り、2Dから3Dへとシステムが変化したまさに色々な意味で「はじまり」と言える作品となりました。最初の発表から発売まで何度かの延期があってやきもきしながら待っていた当時のことを懐かしく思います。体験版が枚数限定で配布されたり大きな立て看板が作られたりデモムービーが流されたりと、本当にショップの前を通るたびに嬉しさを感じていたものでした。雑誌の公募によりグッズが決められ、ポポロ初となる限定版(プレミアムボックス)の発売もありました。当時はこの限定版を予約するのが非常に苦労して、ネット上で予約が始まってもあっという間に売り切れになってしまうという状態だったので、なかなかつながらないネット通販サイトに業を煮やして何度も購買ボタンを連打していたらその全てが有効な注文になっており、発売日にとんでもない数のプレミアムボックスが届いたという、とある掲示板ではキ印扱いされる一因となった事件?もあったりします。その後大量のプレミアムボックスはオフ会の景品として提供してきましたが、それでもまだ我が家のクローゼットの中にいくつも残っております(笑)。
発売後は、2Dと3Dの違いを巡って、またピエトロからピノンに世代交代したことやピエトロにヒゲが生えたことなどに対して、多くの物議を醸すこととなり、いちファンとして悲しい状況に陥ることもしばしありました(当時の悩み、煮え切らない思いが「ぱぐなす帳」の中に垣間見えてます)。荒れないように、気持ちよく互いの立場で好き嫌いの意見交換ができるようにと当初はなるべく中立的な立場でコトの成り行きを見ていこうと思ってましたが、結局は臨界点を超えてしまい手を加えることになってしまったという探偵局にとっても転換となる時代だったと思います。確かに自分自身も大きな変化に対して多少の不安を抱きはしましたが、それでもエンディングを迎えた時には、これまでとなんら変わることのないポポロの世界であったことが何よりも嬉しかったんですよね。その嬉しさを共有できればよかったんですけど、それがなかなか難しく・・・。
いろんな意味で思い出深い作品ではありますけど、今でも胸張って言えます、「ポポまりは素晴らしい!」と。