2019年9月15日
さよならは別れの言葉じゃなくて~♪・・・セーラー服着てガミガミ魔王謹製のマシンガンをうぉーらー!とぶっ放した後に「カ・イ・カ・ン♥」と言い放つビョルクの姿をなぜか思い浮かべたりしつつ、今回は「ナルシアの涙と妖精の笛」に登場したあの衣装について考えます。正しくは、色々と考えさせられることになった、と言うべきでしょうか。
事の発端はコレ。この告知を見た瞬間、「は?」と頭上にクエスチョンマークがずらっと浮かぶとともに何だか無性に悲しくなりました。いくらなんでもポポロの世界の文化からかけ離れているだろう、あまりにも異質すぎるだろう、と。ロマーナ水軍の鎧シリーズやモランゾ王国の魔法少女シリーズの格好であれば、ポポロの世界には兵士の鎧やドレスが存在することを踏まえれば、考える余地はあります。
しかし、このセーラー服に関して言えば、もともと水軍が着ていた方のものであればポポロの枠組みの中で捉えられるんですが、流石にその世界にないものを引っ張ってくるのはあんまりじゃないか、そんな風に思ったんですね。過去には、PSP版ポポロのイルカショーのようなことがありましたし(190 「ピエトロ王子の冒険」に物申す)、月の掟の冒険では、エレナのEX装備にレースクィーンの衣装が検討されていたということもあったので(168 制作サイドに物申す)、はいそうですかとスルーするわけにはいかないテーマです。
もっともそうした感情に任せて意見を送ってしまっては短絡的過ぎるので、まずは一晩よく悩んで、それでもまだ理解できない、納得できないようであればじっくり考えを整理してまとめた上で送ろうと考え、自分が見落としていること、ポポロの世界にも制服としてのセーラー服が存在することを示唆するようなことがないかと、記憶の掘り起こしと落しどころを探る考察検討を始めました。「ポポロとセーラー服の関連性を述べよ」、まさかこんなことを考える時が来ようとは夢にも思いませんでしたが(笑)。
そうしてイロイロと考察を巡らせていた結果、ポポロの世界にもセーラー服が登場していた!という事実が見つかりました。それがこの、月の掟の冒険でタートルベースの中に出てくるデフロボのアケミです。冬服ですけどね。でもまぁ、冬服があるなら当然に夏服もあるでしょうから、少なくとも今回のセーラーファイブEditionのベースとなり得るセーラー服が、ポポロの世界の文化の中にも存在することが判明したので、これがひとまずの落としどころです。セーラー服に拒絶反応を示すのであれば、このデフロボも否定しなくてはならなくなります。ということで、ポポロにセーラー服が出てくるという点については納得できました。ただし、このEditionの是非について思うところは人それぞれでしょうから、あえてその点には深くは触れません。
戦隊モノで攻めるなら、デフ・レッド、デフ・ブルー、デフ・グリーン、デフ・イエロー、デフ・ピンクとデフロボの色違いを用意して、デフロボ戦隊ガミレンジャー!なんて方がしっくりくるのになぁ、なんて思ったりもします。1人で5体揃えて各100TPの戦術を発動させるとガミレンジャーストームという、一撃で砲撃チャンスになるような超大技を繰り出せるという破天荒さがウリ・・・ということで、昭和ネタに始まり昭和ネタに終わった今回の考察なのでありました。