
ピエトロ王子が王様になってから立派なヒゲが生えたことについては以前にも取り上げましたが、
今回は「月の掟の冒険」の中で描かれたピエトロのヒゲをめぐる騒動を掘り下げてみます。騒動と言っても、ポポまりの発表時に賛否両論が起きたこちら側の話ではなく、ポポロクロイス側のお話となります。
「月の掟の冒険」の中で、このピエトロのヒゲにとんでもない事件が起きました。それがコチラ。

石化された世界の状況を調査するべく、モンバがポポロクロイス城内を探索しているとピノン達に出くわし、石だと思って木の枝で叩いてみたら話しかけてきたのに驚いて手にしていた木の枝を放り投げてしまったところ、運の悪いことにピエトロ王の顔にヒット!

あろうことか右の口ヒゲが見事にポロリで、せめて両方とも取れればよかったんでしょうけど片方だけが落ちてしまうという何とも遺憾な状態になってしまいました。この場面を見た当時、「これで石化が解けて元に戻ったらどうなるんだろう?」と心配になったものですが、ゼフィスを倒した後のエピローグの部分で明示的ではなかったですが、きちんと描かれていたんですよね。

謁見の間に来てみると、ピエトロ王もナルシア王妃も無事に元の姿で座っていて、めでたしではあるものの、ピエトロ王の顔をよく見てみると右側の口ヒゲがありません。

案の定、石化時に欠けた部分が無くなってしまってます。石化していた時に鎖骨あたりに落ちていたヒゲのパーツは、立ち上がった瞬間に気付かれることなく霧散したのでしょう。
それにしてもこの状態で謁見の間に座っているのはいかがなものかと思わなくもないですが、
- 石化が解けた直後のバタバタで誰も気付いていない
- 気付いているけど誰も言い出せない
- 何だか面白そうだからとりあえず放置しておく
実際のところはどれなんでしょうか?
当時のインタビュー記事を見ると、本当はピエトロ王のヒゲが無くなっていることについてイベントが入れられる予定ではあったものの、制作の都合で入れられなかった模様です。実際に入っていたらどんな内容だったのか考えてみると面白いかもしれません。
一旦全部のヒゲを剃って生え揃うのを待ったのか、はたまた付けヒゲで急場をしのいだのか、良い機会だからヒゲを生やすのはやめようとなってしまったのか分かりませんが、ヒゲだけで色々な想像を膨らませられるあたり、ピエトロのヒゲはこんなにも奥が深いのかとしみじみ思いますが、ポポロ1が発売された30年前の当時にはこんなことは考えもしなかったので、これもまた、ポポロの世界の深さと言えましょう。