You dont have javascript enabled! Please enable it! 275 黒歴史 - ポポロクロイス探偵局

275 黒歴史

今回の内容と全く関係ありません

ポポロクロニクルには黒騎士ヤズムが登場しますが、それとは全く関係のない1文字違いの黒歴史が今回のテーマです。ある意味黒騎士も黒歴史だらけと言えなくもないですがそれはさておき。

探偵局のフォルダを整理していたら昔作った記事が出てきました。PSP版「ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険」のバグ問題を扱ったもので、「そういえばそんなこともあったなぁ」と懐かしく思うと同時に、この記事を巡って当時起きた出来事を思い出したので、せっかくなのでこれもポポロクロイスシリーズの歴史の1つとして記事に残します。PSP版と言えば、このバグ以外にも「スクリプト解明まで仮置き」のメッセージが表示される現象もありましたね。

ということで、以下が当時の記事を再現したものになります。インターネット・アーカイブには当時のそのままのサイトが残っているのが便利でもあり怖くもあり。

2005年3月29日当時の探偵局のアーカイブ


「ピエトロ王子の冒険」 バグ回避方法

絶対にやってはいけないこと

「氷の魔王編 第4章」において、ガミガミシティの中にある動力タワー(右写真)で★印のついたエレベーターに絶対に乗ってはいけません。

このエレベーターで動力タワーの2階と屋上に移動できますが、何もないので行かなくても全く問題はありません。この章以外はエレベーターに乗っても大丈夫です。

上のエレベーターに乗ってしまうとこうなります

「闇の獅子王編 第2章」において、ガミガミシティに入ろうとすると、右写真のように通路から下にスクロールしながら落ちてしまい、それ以上先に進むことができなくなってしまいます。
 この状態になると、もはや最初からやり直す、もしくはSCEのサポートセンターにセーブデータの入ったメモリースティックを郵送してデータを書き換えてもらう、のいずれかの方法をとるしかありません。

「ピエトロ王子の冒険」闇の獅子王編におけるバグ修正済バージョンの存在を確認!

2005年3月25日

2月10日に発売された、PSP用ソフト「ポポロクロイス物語 ~ピエトロ王子の冒険~」では、

「氷の魔王編 4章:小さな平穏」において、ガミガミシティの動力タワーでエレベーターを使用すると、「闇の獅子王編 2章:女神の策略」においてガミガミシティに入ることが出来なくなる。

というバグが発生してしまい、「動力タワーを使わない」という対処方法を発表するとともに、既にそこまで進んでしまったユーザーに対しては該当セーブデータの入ったメモリースティックを郵送することにより書き換える、という対処がなされています。

この対処方針に対し、「どうしてバグ修正済ディスクと交換しないのか」「市場に出回っているバグを含んだディスクは回収しないのか」との不満の声が挙がっているわけですが、現時点では少なくともプレイステーションドットコムから出荷されているもの(3/25日到着分)は、バグが修正されたバージョンであることを確認しました。

また、

バグ発生条件を満たしたセーブデータでも、修正済バージョンのディスクで起動すればそのまま問題なく冒険を続けることができる。

ことも確認できています。

なお、手持ちのディスクについて確認したところ、UMDディスク面に記録されている番号(写真の赤枠部分)は、

・初回出荷分(バグ未対応)UCJS-10005-7
UCJS-10005R1
・バグ修正版UCJS-10005-8

となっています(パッケージ等には変更箇所は見受けられません)。※赤字の番号は他の方よりお知らせ頂いた番号です。

バグ問題が発覚してから、しばらくの間、プレイステーションドットコムではPSP版ポポロの取り扱いが中止されていたので、「もしかすると・・・」と考えたわけですが、実際に再び注文して取り寄せたもので確認してみたところ、バグが発生しないことが判明した次第です。

既にバグ回避策が発表されていますから、既に購入済みユーザーの分を含めたディスク交換するべきとまでは言いませんが、バグ問題の矛先がポポロのシリーズに向けられてしまっている信用問題を回復するためにも、ユーザーが安心して購入できるようにするためにも、少なくとも「現在はバグ修正済バージョンを販売している」ことを大きく発表するべきだと思われるのですが・・・。


(当時の記事ここまで)

それにしても先の章でガミガミシティのエレベーターに乗ると後の章でガミガミシティに入れなくなる現象が発生するのはどうしてだろう?と不思議で仕方ないですが、この辺がバクフィックスの難しいところなのでしょうね。

今だったらアップデートファイルを配信すれば終わりですけど、光学メディアで内蔵のインストール領域を持たないPSPでは如何ともし難かったのは想像に難くありません。

セーブデータをオンラインで送るのではなく、メモリースティックを郵送するという方法にも時代を感じます。セーブデータを修正するのではなく、ディスクを交換した方が良かったのでは?と今でも思うんですけどね。

バグ修正版を告知することなくひっそり販売していることをある意味告発する記事だったわけですが、実は掲載からしばらく後に削除することになりました(インターネット・アーカイブで遡ってみたら約3か月後の2005年6月29日には消えてます)。

なんでもこれを目にしたユーザーから当時のSCEにディスクの交換を求める電話が続いたとのことで、直接ではなく伝言という形で「記事を取り下げて欲しいんですが」との天の声が届いてしまったのがその理由です。

しかも、その人から伝言されたら断れるわけないでしょという搦め手だったのが何ともはやで、提起した問題を解決せずに蓋をするという姿勢に釈然としない思いを抱えつつ、その当時には一般的でなかった言葉で表現するなら「忖度」してしまったわけですね(笑
ちなみに「忖度」という言葉が一般的になったのは流行語大賞に選ばれた2017年だそうです。

後にも先にもこれっきりでしたが、天の声に忖度したというのは、この探偵局にとっても黒歴史と言える出来事なのでありました。