２００６年１２月３０日
１０年前に発売された初代ＰＳ版「ポポロクロイス物語」の店頭告知用ポスターです。このセットを使うときに作られた生地、１０周年記念に限定特別復刻販売！なんてことをしてくれると非常に嬉しいんですけどね（この生地を使って作られたパジャマがかつて懸賞プレゼントで１００名に配られました）。布団、枕にカーテン、電灯のカサからティッシュの箱に至るまでポポロ尽くしなわけですから贅沢の極みのセットです。
ポスターのキャッチコピーに「もし、このゲームの評価が異様に高かったら、３Ｄポリゴンなどの立場はどうなるのだろう？まぁ、いいけど」。と書かれていますが、特に当時プレイステーションのゲームと言えばポリゴンを使ったものが非常に多かったですから、あえて２Ｄドット絵を用いたポポロは珍しかったのでしょう。「プレステのゲームなのにポリゴンじゃないの？」という当時の風潮に対する一種のアンチテーゼだったのかもしれません。・・・なんてことを書くと「じゃあなんでＰＳ２から３Ｄになったの？」という疑問が聞こえてきそうですが、ポリゴンとトゥーンシェードでは画像の雰囲気や表現力が異なります。プレイステーションの性能は確かに優れていたとはいえ、３Ｄポリゴンは今から見れば非常に荒いものでしたからポポロの世界を表現するに向かなかっただけで、もし当時ＰＳ２のようなトゥーンシェイドを使うことができていれば、第１作目のポポロから３Ｄとなっていた可能性もなきにあらず、このキャッチコピーから単純に「だからポポロはドット絵に限るんだよ」という結論を導き出してしまわないことを願います。
さて、とんでもない性能を秘めたプレイステーション３が発売になりました。この性能をしてトゥーンシェイドの手法でポポロの世界を描くことが出来たら凄いものができるのではないかと思いますが・・・デモ映像でもよいのでぜひぜひ見てみたいなぁと願わずにはいられません！